■アシストくんデモTOPへ戻る                                            
  環境側面とは                                             21
    環境側面とは「管理」すべき項目のこと。                                  
    規格は                                                      
    「環境と相互に作用する可能性のある、組織の活動又は製品、又はサービスの要素」        
    ここでいう要素」とは、企業の仕事で環境に影響する「部分」「要因」のこと。              
    この「環境側面」には組織自らが「直接」管理できる側面と「間接的」に影響を及ぼすことがで    
    きる側面とがある。 要求事項には直接・間接の記述はないが、それなりに対応する必要性が    
    含まれている。                                                  
    直接管理できる側面とは                                          
    組織が設定したマネジメントシステムの「適用範囲」内の「環境側面」のことで、組織の意思と    
    責任よってその範囲や取扱いを決めることができる製品や活動及びサービスなどのこと。      
    □具体的な内容は           (直接管理=客観的な評価が可能になる)      
    環境に関わる 「エネルギー、機械、化学物質、製品、廃棄物」等々、それらの関係する法律    
    を認識し「管理」する。(環境への悪影響を改善していく)                          
    間接的に影響を及ぼすことができる側面                                
    設定した「適用範囲」外で管理できない側面であっても、間接的に影響を与えることができる    
    要因のことを 「間接的に影響を及ぼすことができる側面」と表現している。              
    □具体的(例)としては                                            
    省エネ活動を行う・・・CO2を削減→発電量が減る(地球への間接的な良い影響)          
    リサイクルを推進・・・・廃棄物を出さない(間接的なエネルギやCO2の削減)              
      これらのことを「有益な環境影響」と表現している。                          
  著しい環境側面とは                                          
    著しい環境側面とは、言いかえれば「重要」な管理側面のこと                      
    重要な管理が必要な側面とは                                        
    1)法規制を受けるもの(汚染防止)                                     
    2)事故の危険性があるもの(事故防止)                                  
    ISOが要求していること                                          
    □著しい環境側面に関わる作業者は「力量」を持つこと。 それに伴う記録を保持すること。    
    □著しい環境側面に関わる「外部コミュニケーション」の方法を決めること。(不要の場合は明記)    
    □著しい環境側面に関する 計画、運用、管理のための「文書化」すること。            
    □著しい環境側面に伴う運用を明確にし「計画」すること。                        
                       注)力量項目では著しい環境”影響”となっている。          
                                                             
■アシストくんデモTOPへ戻る